実行予算は指示予算の明細書である。指示予算はあくまでも営業サイドや経営サイドの希望で作成されています。しかし、指示予算には施工方法やVK案等の指示はなく、単に金額だけが羅列されています。その指示予算が可能な予算かどうかは一概に言えないので、「実行予算会議」を開催して、指示予算を可能にする方法を編み出さなくてはなりません。工事管理担当者はそのために、(1)設計と見積の違いの拾い出し(2)現場状況と設計の違いの拾い出し(3)指示予算の中の変な箇所の拾い出し」これらを書類にして、実行予算書と一緒に会議に持込みます。会議では、(1)実行予算の作成項目の修正(2)数量拾いの方法の吟味と再積算の指示(3)単価見直しの指示(4)工事管理担当者の考えている施工方法への質問(5)施工方法の再検討の指示この5点の指示があって、第2回目の実行予算会議の日程が決められます。2回目の予算会議でも前回と同じ項目で、工事管理担当者に上司から質問が浴びせられることでしょう。そうした経過を踏んで、実施(発注)予算の作成に入るのです。
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