大阪圏は東京に比べて、極めて短期間のうちに、マンションがものすごい勢いで値上がりしました。その結果、平成二年の秋の状況において、二割、三割と中古マンションの値下がりが、目立っています。このような状況の中で、新築マンションの方は都心部は売れず、奈良、明石といった郊外が売れています。これは、いわゆる東京圏の埼玉、千葉、茨城方面が売れるといった状況と同じ現象になっています。しかし、現在の中古市場の下落も、相変わらず土地神話が変わらない限り、また、金余りが続く限り、お金は不動産へ戻ってくることが考えられます。
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東京においても昭和六十二年に、マンションの下落がありました。しかし、その後、小休止を経たのち、またすごい勢いでマンションは上昇し、わずか五千万円程度であったワンルームマンションが一億円になってしまいました。五千万円でも、一億円になるというような状況がみられたわけです。したがって、大阪都心部においては、まだワンルームマンションで三千万円、四千万円程度のものがいくらでもありますので、これが若干下がってくると、次は五千万円を超えていくような状況になることが考えられます。このように東京が高ければ、地方もまた、第二弾の値上げのときがやってくるということを、十分に知っておく必要があります。そのような点からいきますと、現在二割、三割と下げ、さらに買い取り業者が、いわば投げ売りの状態になっている現状においては、よいものは、むしろ買っておく、そして将来の値上がりを待つ、ということが賢い投資家の方法といえます。