家相のあいまいさを象徴する最たるものは、何と言っても「中心」でしょう。家相においては東西南北の方角が吉凶を決しますが、それらの方角はどのようにして決めるのでしょうか。どこから見て判断すればよいのでしょうか。見る場所が違えば同じ玄関も南に見えたり、東に見えたりするものです。家相をよくご存じない人のなかには、だいたい北東の方向にある角が鬼門、南西の角が裏鬼門と考えている方もいます。しかし、かならずしも家の角が問題となるわけではありません。
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家相における方角は、家の中心を基準として求められます。中心から北に向かって伸びる直線の左右七・五度ずつ、合わせて一五度の範囲内が「子」、東の左右七・五度ずつが「卯」となります。したがって極端に細長い家などでは、一見、北東や南西の鬼門に当たるような角であっても、実際には鬼門を逃れていることがあります。反対に思いもよらないような場所が鬼門にかかっていることもあります。