しつけ、高気密・高断熱住宅にはもう一つ欠点があります。「高気密・高断熱住宅は冬は快適だが、夏は暑くて困る」という話を聞くことがありますが、日射の遮蔽を怠った場合、こうしたことが起こります。日中の南面、西面の窓に対する日射をいかにさえぎるかが夏対策として重要です。一般の住宅でも、日射による受熱量は同じですが、高気密・高断熱住宅は熱容量が大きいので、一度熱を吸収すると、夜涼しくなってからも住宅内部の温度がなかなか低下してくれません、したがって最初から日射を家の中に入れない工夫が必要になります。その場合、いちばんすぐれているのは庭本による遮蔽ですが、次に、昔ながらの簾やよしずが、意外に役に立ってくれます。これらは家の外にあるので、直射日光が当たっても室内の温度にほとんど影響を与えません。夏の日射は、その受熱量は大きく、一平方メートルあたり一時間に五〇〇キロカロリーにも及びますから、窓が西日に向かっていれば、これだけでエアコンの一台分ぐらいの熱量になってしまいます。冬暖かい家は、熱を逃がしにくいのですから、何もしなければ夏は暑くてたまらない家になるのは当然でしょう。「冬暖かく、夏涼しい」などといった無責任なコピーを見かけますが、何の工夫もせずに、また動力も用いずに、そんなことが可能になるわけがないのです。ですから、よく別荘などに高気密・高断熱住宅を建てたいといった相談を受けるのですが、別荘には高気密・高断熱住宅はあまりおすすめできません。というのは、二四時間換気が必要ですし、熱容量が大きいので、年に数回訪問した程度では、冷暖房の効率はかえってよくないからです。寒いときにはなかなか部屋が暖まらず、三日たって帰るころになってやっと快適になるようでは困るでしょう。高気密・高断熱住宅は、常時人が住んでいてはじめて快適になるのです。ですから、共稼ぎのお宅では、日中はほとんど留守になるのでエアコンは切っておきたいと考えたくなるでしょう。そうした場合も、高気密・高断熱住宅はあまりおすすめできません。熱容量の大きい高気密・高断熱住宅では、夏の日中に外出するときは、人がいなくてもエアコンをとめず、冬の外出日にも暖房をつけたままにしておいたほうがいいのです。
[注目サイト]
大崎市の中古一戸建て一覧|SUUMO(スーモ)中古一戸建て
大阪市西淀川区の新築一戸建て一覧|SUUMO(スーモ)新築一戸建て
大阪モノレール本線(宇野辺)の新築マンション一覧|SUUMO(スーモ)新築マンション
大久保の賃貸・部屋探し情報一覧|賃貸マンション・賃貸アパートはSUUMO(スーモ)賃貸
太田の賃貸・部屋探し情報一覧|賃貸マンション・賃貸アパートはSUUMO(スーモ)賃貸