ホームインスペクション制度は中古住宅の検査だけでなく、新築の欠陥住宅を防ぐうえでもきわめて効果的に機能しています。たとえば、カリフォルニア州ロサンゼルス市では、市の職員でもあるインスペクターや検査資格を持つ専門家を、新築中の建設現場に派遣し、工事内容を監視させています。インスペクターや専門家が、現場に出向く回数は六回から八回にも及びますが、大きな特徴は、彼らが「業者から独立していること」と必要に応
検事並みの力を持つインスペクターもいる... の続きを読む
技術を主張するだけでは「いまのままで、どこが問題なのか」といった意識は変わりにくいでしょう。やはり、住宅の造りの意識改革が不可欠です。とくに住宅の設計者や建築家と呼ばれる人たちが、新しい技術とこれまでの技術を再構築しながら、快適で質の高い住宅や空間を提案していってほしいと思います。インテリアや構造、設備計画を専門業者に丸投げしている状態ではなにも生まれません。断熱・気密をしっかりするということは、
快適で質の高い住宅や空間を提案してほしい... の続きを読む
注目されるのは、単にオフィスビルを建替えるだけではなく、丸の内仲通りに内外の有名ブティックを誘致し、「丸の内ビル」は上層階の三五階と三六階、下層階の五階と六階に有名飲食店をテナントとして誘致したことである。オフィスのほか商業・飲食の充実にも力を注いでいる。ビジネスマンだけでなく、地方からも含めさまざまな人たちが休日も集まってくる活気あふれる街への転換を目指している。この「丸の内再構築計画」は、いま
オフィス街から人が集まる街への転換を目指す... の続きを読む
自分の住宅は、モデルハウスのミニチュアではなく、飾りを取り払った、最高性能の「スペース」であるという住宅観をもつのです。幸い住宅の基本性能を左右する材料の価格は、キッチンや浴室などの設備、内装材などと比べて、それほど高くはありません。私の知人のなかには、壁紙など、内装の仕上げの一切を断って、性能の高い構造体だけをしっかり造ってもらい、あとは何年もかけて、日曜大工を楽しみなから、壁紙を張ったり、庭を
費用のなかで無視できないのが、家具... の続きを読む
外構工事の最大のチェックポイントは「埋め戻し工事」です。擁壁をつくるにも、塀をつくるにも、建物の基礎をつくるにも地面を掘り起こします。その掘った地面を埋め戻す工事に大きな落とし穴があることが多いのです。掘って出た土は穴の容積の1.5倍以上に膨張(空気が入って膨れる)し、戻すときには穴の上に山盛りになってしまいます。正しい工事なら、3回(3段)に分けて穴を埋めるのですが、急ぐときは1回で、しかも十分
外構工事の最大のチェックポイント... の続きを読む
しつけ、高気密・高断熱住宅にはもう一つ欠点があります。「高気密・高断熱住宅は冬は快適だが、夏は暑くて困る」という話を聞くことがありますが、日射の遮蔽を怠った場合、こうしたことが起こります。日中の南面、西面の窓に対する日射をいかにさえぎるかが夏対策として重要です。一般の住宅でも、日射による受熱量は同じですが、高気密・高断熱住宅は熱容量が大きいので、一度熱を吸収すると、夜涼しくなってからも住宅内部の温
夏の日射にどう対処するか... の続きを読む
これから家を建てようとあれこれプランを考えている方、そして、念願の家を手に入れた方、そうした方たちの夢と満足感にいきなり水を差すようで申しわけありませんが、日本の住宅には重大な問題点というか、根本的な欠陥がいくつかあります。しかも、その問題点は肝心のユーザーにはほとんど知らされていません。ユーザーどころか、建築関係者も不勉強のために知らないでいたりするのです。しかし、何千万円もする高い買い物をする
日本の住宅には、根本的な欠陥がある... の続きを読む
担保の対象となっている不動産を共有すれば、必ず債務保証や連帯債務という法務的な問題が起き、リスクが無闇に拡散するものですが、法務知識がない住宅評論家の本には、「マイホームは夫婦で必ず共有にしなさい」などと書いてあることもあります。いやはや呆れて果ててしまいます。そういうことは、常に、ケースーバイーケースで判断すべき事柄です。夫婦で仲良く破綻しないためのシナリオを作成するか否かの問題なのです。たとえ
正しいロジックを学ぶことに注力しよう... の続きを読む
夫は今のところ健康で体力もまだまだあります。それにひきかえ私はというと、典型的な寒がりで冷え性なのです。かねてからの低血圧もあり、とくに急に冷え込む秋から冬にかけての季節の変わり目などは、まるで虫のように動けなくなってしまいます。また、夏のエアコンも冷え性の私にとっては拷問のようなもの。どんなに寝苦しい熱帯夜でもエアコンなしで、うちわと氷枕だけで過ごしています。実は、私は47歳になって自動車の運転
元気なうちに家を建て替えよう... の続きを読む
日本人の生活様式がいくら閉しきりに変化してきたとしても、まだまだ、夏は、窓を開ける方が長いのではないでしょうか。しかし、このままの断熱気密の家づくりが進めば、機械換気に頼った、閉じきり生活が定着してしまう危険性も高いと思える時代になりました。現に、二年以上も窓を開けていない、と自慢するモデル住宅も現われているご時世なのですから。パッシブな家は、クーラーには極力お世話にはなりたくありません。熱帯夜な
願いを叶えることは困難なことではない... の続きを読む